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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 5話感想

昨夜見たアニメ5話の感想を。

今期は好きなアニメの続編が多いのですが、その中でも毎週特に楽しみにしているのが、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」です。その5話の感想を。


まず先週のあらすじシーンから入った5話ですが、前回はヒロインの一人由比ヶ浜結衣のモノローグで話が終わりました。完に入ってから物語の終わりへと向かう様な登場人物達のモノーログシーンは毎回印象的ですね。
前回でプロムの自粛を知った八幡は学校側の意見を聞くために職員室に向かい平塚先生と話合いをして今後の方針を決めるのですが、ここでの平塚先生の「30歳までに一区切り」と言うのと、「貰ってくれるの?」のシーンは胸に刺さりましたw

その後職員室で方針を固めた八幡は生徒会室へと向かいその前で一色いろはと会い、廊下でどうして来たのかと言う話をします。

このシーンでは一色いろはと言うヒロインの良さがよく現れていますよね。あざと可愛く振舞っているけれど、実は色々な所に気配りが出来ていて、雪乃や八幡の事を心配している様子がうかがい知れます。我侭で自分勝手に見えて、実は優しいところもあると言う二面性が魅力のキャラかも知れません。正に「アザトカワイイ」キャラですね。
そしていろはすへの手伝う理由の説明を終えた八幡は生徒会室へと向かい雪ノ下雪乃と対峙します。

そこでプロムを手伝いたいと伝える八幡でしたが、雪乃からは拒否されてしまいます。しかし、それならばと手伝いはしないけれど勝手に実現させると勝負を挑む八幡。
その八幡に対して、奉仕部での勝負を思い出して乗ってくる雪乃。

ここで2作前の無印1話の回想シーンが入れられる辺りは、始まりから終わりへと向かう奉仕部の構図が見てとれますよね。
またこのシーンの最中に入れられるいろはのモノローグは今まで語られる事が無かった一色いろはと言うヒロインの心の内側を映した胸に来るシーンにもなっています。生徒会長になりたく無いからと奉仕部を訪れた一色いろはとの出会いから、その後どんどんと奉仕部のメンバーと関わって行き心情が変化して行った様子も窺い知れるモノローグでした。またこの5話でもあったいろはが八幡の言葉を告白かと勘違いして振ると言うお決まりのパターンが今まで何回もあったのですが、最初は拒絶に近い振り方だったのが、だんだんとありかもしれないとか、今はまだと言ったセリフが入る様になって行く様子も振り返って見てみると面白いかもしれません。
そのいろはのモノローグの入りが「こんなのほとんど告白だ」と言うセリフがある通り、八幡と雪乃の間では勝負の理由とかそんな他愛も無い場面なのかもしれないけれど、いろはから見れば、そんな場面に自分が置かれてしまう事で、逆に自分の気持ちに気付いてしまうと言うシーンになっていると思うのですが、その後のCパートでの雪乃の「これが最後だから」と言う小声のシーンはこの物語の結末がどう終わりを迎えるのか解からなくなりますよね。

と言う訳で「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」5話の感想でした。個人的には雪ノ下雪乃と言うヒロインがアニメ1期から凄く好きなキャラクターなのでハッピーエンドを迎えて欲しいところではあるんですが、まだ他のヒロインのルートも含めてまだまだ解からないところですよね。来週の展開も楽しみなところです。